外伝2

帝国歴137年(大陸歴412年)

帝国辺境伯エヴァンスは戦死し、三千の軍勢は壊滅した
正規の帝国軍は僅かで、その殆どが伯爵の私兵ではあったが
ギガントと帝国の争いの歴史の中でも、これほど一方的なギガントの勝利戦は数えるほどであった
戦姫シェリル率いる僅か百人の部隊の犠牲者は僅かに15名
ザイン、エルザ、リムダ、その総てが一騎当千の武人であることを考慮すると
すでに最初から勝利は見えていたのやも知れない

だが、未だ帝国では無名に近い相手、さらには30:1という圧倒的な兵力差
エヴァンスが慢心するのも無理ならぬ所だが
骸となった今では悔やむことも叶わぬ話である


「だからお前があとからゴチャゴチャ言うから
姫が逆に気にして出てったんだろうが!」

ザインがリムダのうさみみを掴みあげながら酒臭い息を吹きかけた
「ぐあ!ちょっと耳をひっぱらないでよ!!この筋肉馬鹿!!」
そう言ってリムダはザインの向こう脛を蹴り上げる
痛みに思わず手を離すザイン、蹴り上げたリムダの方も耳の付け根を涙目で擦る
「てめえやりやがったな…子供だからと言ってもかんべんならねえ」
「だれが子供ですってぇぇ馬鹿だからって言っていい事と悪い事があるって
まだわからないようねえええ」

二人の間にピリピリとした緊張感が漂い始める
「…二人ともいい加減にしないと…私怒るわよ?…」
エルザの声に両者とも冷水を掛けられたかのように青褪めた
十二獣人族長の一人でもあるエルザの逆鱗に触れたモノで無事に済んだものは
唯の一人も居ないのはギラントでは知らぬものなど居ないのだ
「ザイン、姫のことも含めて少しは気を配りなさい
リムダもよ、わかった?」

「…」
「…」
「………わ・か・っ・た・?」
お互いに言い分はあったのだがエルザの怒気に押され
ザインもリムダも力なく頷くしかなかった
「それじゃあ私、少し姫の様子を見てくるから
貴女達もソロソロ休みなさい
明日になればやる事が沢山待ってるわよ、帝国に勝ったとはいえ
まだはじまったばかりなのだから」

姫の様子は二人とも気がかりではあったがエルザに付いて行く訳にも行かず
やはり力なく頭を垂れるしかなかったのだ






「んん…でるぅ…」
シコシコに硬く尖る乳首は未だ勃起したペニスのように脈打ち
びゅるびゅる射精する
正確には射乳なのだが、解放するときに身体に押し寄せた快楽は
射精と表現する方が的確であるだろう
先程まで自らに戒めた禁自慰の近いも霧散したシェリルは
肉の悦びに目覚めた尻穴に指を入れくちゅくちゅとかき混ぜていた
「あ…んん…んっんっんっ」
尻穴とは思えぬほどに濡れヒクヒクと強い刺激を求め蠢く
「んあっハァハァハァそこはダメ…んん」
ぷちゅぷちゅるちゅぴぴぴぴぷちゅん
より強く より深く と指の動きは激しさを増すが
火照った身体は更なる快楽を求めてやまない
シェリルは仰向けに寝そべると豊満な肉付きの尻を掻き分けて
アナルを外気に晒した
「あああ、シェリルのお尻の穴は淫靡な肉の悦びを知ってしまった
…け、ケツマ○コなの…」

シェリルは卑猥な言葉を口にする自分に欲情していた

自らを貶める行為に昂ぶりは増していくのだ
オナペットな自分を視姦している部下達
シコシコちんぽをこすり想像の中で汚しているのであろう
中には尻穴を犯してるモノも居るやも知れない
ケツマゾのシェリルの尻穴に幾度となくザーメンが注がれているのだ
オナペットなシェリルと今ココにいるシェリル
もし入れ替わる事ができるのならば・・・

「んんんダメ…ひ、拡がっ…ちゃう…んん
お尻が…パクパクしちゃ…う…くぅぅんんん」

くぱぁアナル口が呼吸するかのようにパクパクと蠢く
息吹のように腸液淫臭が部屋に満ちる、発情しきった雌穴
自ら意思を持ったかの様に淫らに惹くついて強い刺激を求めていた


「んんんん…もっと強く欲しいの…んんん
太くてごつい…シェリルのお尻がいっぱいになっちゃう凄いのが・・・」


求めるように視線を漂わせる
ふと目の端にブラシの柄が過ぎる
ゴクリと唾を飲み込むと、その柄の部分が大きくカリだったブラシへと近づいて行く
「こ、こんなのお尻にいれてしまったら…だ、だめ…
いくらなんでもごつすぎちゃう…も…の…」

口からは拒絶の言葉こそ出ているものの
シェリルは魅入られたかのように柄の部分から目が離せないでいた

しばし黙ってブラシを見つめていたが
疼く身体に促されるかのようにおずおずとを出す
んはっ…んむむむむ あむあむ んぱぁ
ぴちゃぴちゃじゅるるるじゅぽじゅぽれろれろれろ

ブラシの柄を舐める行為自体が昂ぶらせていく
シェリルは自らの唾液に塗れていく其れをゆっくりと
アナルへと導いていこうとした…
コンコン
その時不意に扉を叩く音がした



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