堕女帝9

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きっかけはなんだったのだろうか?
淫辱の日々のある日
私に対する行為が徐々に回数も人数も減っていることに気付いた
満たされぬ身体が疼く
今日の性処理が終わり一人抜け二人抜けと人は居なくなり
只一人、メンバーの中でも一番ひ弱そうなメガネの男だけが残る
彼は物腰は柔らかいが家の格はあるのだろう他の男達からも一目は置かれている様だった

ドクンと胸が跳ねる
陵辱者達は執拗に尻穴だけを嬲る
だがそれは最初に交わした契約の為でもあった
彼への愛の証としてそこだけは許さない旨は伝え了承を得ていたのだ
元々彼に知られたくないからと至ったことだが
その趣旨は確かに大きく歪んでいる
だがそれだけにその約束だけは誇りの様に胸にあり
男達がその一線を越えてきたならば力でもって解決する方法も辞さないつもりでいた
だが何故だろうか
こうして面と向かって言われてしまえば私はどこかでその言葉を待ち望んでいた気すらしていた
いけないことだとはわかっている
でも…もはや私の心の中にブレーキは見当たらなかった
言葉では拒絶しているように体裁をとってはいたが
その一線を越えてくる事を待ちわびていたかの様に
ジュワっとした熱い滴りが太ももを伝っていた

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