淫紋恋姫7

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欲情した私は草むらの上であられもなく股を開いていた
こんな姿をご主人様以外の男に晒す事など考えもしなかった
否、ご主人様にすら晒すのを躊躇われる格好をしている自分に嫌悪すれど昂ぶる動悸に促されしてしまう
淫紋の奴隷、そう度々口にする術士…奴を憎む気持ちが何故か生まれないのは
淫紋の力なのか?ご主人様への想いを口に出される度に罪悪感以外の何かが私を包んでしまう…

胸の高鳴りはこの先の期待か恐怖か…
それとも別の…


知らず目をそむけている何かが肥大化している事に
今の私には気付くことは出来なかった

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