SilverSlaveStory
ACT1

帝国歴137年(大陸歴412年)初夏

帝国ガルバレン砦は、彼らが蛮族と蔑む獣人族によって陥落した。

慢心もあったのだろう、だが帝国は北方最前線でもあるガルバレンを わずか1日で失ったのだ。

それを遡る事20年…
帝国の圧政、差別により虐げられつづけた北方の獣人族
奴隷として以上の帝国身分を許されず、多くの者が些細な事で 命を奪われていた。

しかしそこに一人の英傑が登場する。
銀狼一族の部族長ウルダは
まとまりに欠け協調性の無い各獣人族の長を集め 帝国に対抗する一団「ブラッドファング」を結成。
のちにウルダを王とする獣人国家ギガントの祖である。

帝国とギガントとの戦いは長く続いたが
小競り合いばかりで本格的な侵攻はどちらからもされなかった
帝国としては蛮族の集団であるギガントを国家として認めておらず
南方のエルデヴァラ王国、東方の神聖ガーリヤマーラー教国との
関係が悪化している事も手伝い、いわば放置していた。
時折蛮族討伐隊は結成こそされるものの
ただ獣人族を嬲りに来ているだけの帝国貴族が率いている
私兵が主なるモノだったのだ。

ギガントはそれに耐えに耐えた。
多くの獣人族の男たちは殺され女たちは犯され、奪われたものは数知れなかった
だがその年月が彼らギガントに反抗の機会を与えたのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「姫!残っている帝国の奴らはあらかた片付けたぜ。しかし呆気ないもんだなガルバレンも」
金色の髪に褐色の肌の大柄な女戦士がそういって豪快に笑う。
「ああ、ご苦労様。これで帝国も易々と討伐隊を送れない筈
姫と呼ばれた女性が金髪の女戦士を労いながらも苦笑しつつ返答した
あまりにも無邪気に喜ぶ彼女を見て思わずもれたものだ
「あはは、姫も嬉しいだろー♪ これで銀髪戦姫シェリルの二つ名も有名になるってモンだv」
姫の苦笑の意味を勘違いした女戦士はそう言ってまた豪快に笑った
「ザイン、気を緩めるのは早いぞ、これで確かに帝国は浮き足立つだろうが
本格的に我々を討伐に来るって事にもなるのだから・・それと銀髪戦姫と呼ぶなと何度も言ってるのに…」

姫と呼ばれた女性シェリルは女戦士ザインをそう言ってたしなめた
しかし悪びれる事も無くエルザはひとしきり笑うと姫の差し出した水をぐびりと飲み、また笑った
シェリルはそれをたいして気にする様子も無く、再び苦笑した、どうせ言っても聞かない事は重々承知なのだ。

銀髪戦姫

帝国には恐れられ、味方からは敬意をもって呼ばれるその名を二つ名にもつ
シェリルは銀狼の部族長ウルダの娘だ
長い髪を後ろで束ね、涼しげな顔立ち、切れ長の瞳は紅玉の魔眼
美しきこの娘は、戦場においては比類なき勇者であり有能な提督でもあるが

彼女は女性としての魅力も兼ね備えており、その胸は男なら誰でも弄びたくなるような
淫靡な巨乳、豊かな尻肉も戦士とは思えぬほどに淫らな匂いを感じさせるものであった
漂う色香の所為もあり、部下の間であってもシェリルは、最も人気のあるオナペットになっていたのだ
シェリル本人にもその噂は届いていたが、普段着は身体のラインが強調されるようなモノを好んでつけていた。
若い兵士などはその姿を見ただけで腰をかがめるような時もあったが、基本的に獣人族は開放的な衣装を好むもので、そう珍しいモノでもなかったのだ


(ザインの胸から乳輪ががはみ出している・・・)
シェリルは会話の途中からその事に気を奪われていた

普段からザインの服は乳輪が見え隠れするモノではあったが、戦いに気を奪われた所為か
ザインニプル大きくはみ出しており、乳首すらも時折見え隠れしていた


ごくりと喉が渇く、暑夏の戦いで掻いた汗が自らの陰部などを
ひどく蒸れさせていた。その蒸れた匂いが、部屋に充満しつつあった・・・
ザインはそれに気がつくでもなく、ごくりごくりと水を飲み干す。
その姿すらも酷く淫靡に感じる
ずりり
机の角に自らの淫核を擦り付ける
その快楽に思わず机から飛びのき、それに気づいたザインが不思議そうにシェリルを見つめた。
無意識のうちに机の角でおこなっていたのだ…

「・・・もう下がっていいぞザイン。湯浴みでもして汗を流すがいいだろう・・・」
かろうじて残る理性でシェリルは、なんとかザインに命じた。
「あいよ、たしかにムンムンのムレムレだぜ〜お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
(ムンムンのムレムレ・・・)
シェリルは自らの陰部がくちゅりと鳴る音を聞いた気がした
「ああ…私も湯浴みをする……」
もはやザインを見ることも出来ず背を向けたままで応対していた
部屋から退室する音が聞こえる・・・と思った矢先に再び扉が開かれた
「ところでさ姫。なんていうか安物の香水というかなんていうのかなあ毒の花みたいな 甘ったるい匂いしない?」

どくんっ

「さあ・・・わからんな
そうシェリルが答えると、あっそうとばかりに部屋からザインは出て行った
足音が遠くなる
それを確認すると、ふいにシェリルは腕を上げ腋の匂いを嗅ぎはじめた
「私の・・・腋の匂いだ…」
興奮すると腋臭強くなりそういった匂いを漂わす…
そう甘く淫靡な毒の花のような・・




くんくんと一心不乱に腋を嗅ぎ長い舌を伸ばし
愛撫するかのように舐め始める
「私は皆のオナペット・・・」
そう呟くと同時に陰部には自然に手が伸びていた


……そう、それが銀戦姫シェリルの
はじめるときの合図なのだ。










--------------------------続く---------------------------------

登場人物シェリル、ザイン



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