淫紋恋姫1
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私に油断があったのだろう
一見して武芸に秀でていない細身の男に私は隙をつかれ
妖しげな妖術をかけられてしまっていた

…どうやら白装束の同胞でも無い様ではあったが
私はその身に淫紋というモノの刻まれてしまったのだ
…それは決して我が身を傷つけることなど無いものではあったのだが
身を火照らせ…女として篭絡させる淫術だったのだ

男の声はまるでご主人様の言葉のように抗えないモノを感じさせる
否、刻まれた紋がそう感じさせてしまう
私は命ずるままに腰布をたくし上げ
女の大切な部分を晒していた…

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