〜そして私は雌になる〜

前々からの計画を実行する日がきた
この日の為に購入した高解像度WEBカメラを液晶モニタ上部に設置しPCと繋ぐ
汗がポタリと零れ落ちる
火照った身体は室温の所為じゃない
これからおこす事に期待を膨らまし発情しているだけだ
ただ室内を歩くだけでも男を誘うかの様に自然と尻を振ってしまう
ふとモニタを見ると画面上には女装姿の自分
半年前は思っても見なかった姿がそこにあった


インターネットをはじめたのはかなり遅い部類であろう私が
とある掲示板で女装スレを見つけたのは3ヶ月ほど前
ネットで知ったアナニーにハマリはじめた頃の事でした
アナニーにふけっていくうちに
性癖と言うか、オカズの対象になっていくものが変化をしていった
そんな折に見つけたのが女装板であり
そこでは女装しアナニーするなどの行為が赤裸々に語られていたのだ

その甘言に促されるかのように
自分が女装をはじめるまでには大した時間もかからなかった
元々女性と間違われる事の多い顔立ちであった事も手伝い
私が女装をすると一見してでは先ず判らない程であったと思う

女装板のコテハンとして投稿するようになり
そこに集まる女装趣味の同士との交流も悪くは無かったが
私としてはそんな我々を女として、いや性の対象として
どこか蔑みすら感じる下卑た男達とのやりとりに
今まで感じた事の無い高揚感を憶えていたのだ

そうしているうちに私の姿を見たい
私で自慰をしたいという書き込みを受けて
自分のサイトを作り、そこで自らの姿を晒しはじめたのが
一ヶ月前くらいの事
とはいえ直接的に肌を晒さずに
下着姿やパンチラなどが主で
顔も目線を隠した写真などでお茶を濁していた
それには相手が見えぬ恐怖もあったのだろう

だがそんな私はドンドンとエスカレートしていった
下着姿で抜いた
もっとスケベな格好でお願いします
もっと食い込ませた処をみたい
アナニーしてるところをみてみたい
顔がみたい
胸がみたい
声が聞きたい
それら総てが私を性の対象として扱う言葉であり
男でありながら自分の中に生まれていた女としての性みたいなものを疼かせた
気持ちが膨らみはじめる
そう視姦られる事への悦び
それを強く感じていたのだ…


約束の時刻が迫る

自らのサイトの常連さん限定ライブの開始だ
参加者は20人
本当の名前は知らないがどのHNも見知った人たちばかり
私をメスとして見てくれる、欲望渦巻く男の人達
キュンとお尻がうずく
私はにっこりと笑みを浮かべカメラの前に座った…

いつまで引かぬドライアクメ
アナルは完全におまんことして機能してしまっているのだ
勃起はしないオスクリが壊れた蛇口のように
いつまでも透明な汁を零していく
多くの視線がカメラ越しに絡み付いてくるのを感じる
女としてオナペットになっている悦びが身体に染み渡っていった


ライブの終わり…私は2時間以上に渡り痴態を晒し続け
お尻の周りをべチャべチャにしていた
ぼんやりと天井を見つめる
ひどく濁った思考の中、本当にオンナノコになるために
必要な行為について考え始めていた…



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