〜雌男娘美園薫メスペット序章
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多くの生徒が部活動をしたり家に帰ったりしている中
僕は一人で旧校舎へと続く渡り廊下を歩いていた
旧校舎へ向かう生徒は基本的に殆ど居ない
殆ど倉庫と化している為に鍵の掛かった部屋か立ち入り禁止の教室ばかりのそんな所に
好んで向かう人は先ずいないと思う
だけど僕は自分の意思でそんな場所のとある教室へと向かっていた
一歩近づく毎に身体が火照ってくる
ガラス窓に映る僕の姿
平均的な男子より低めの身長に中性的と言われる顔立ち
もし男子の制服を着ていなかったら…女子に間違われてもおかしくないと僕自身ですらそうおもう
ううん…それは誰よりもボクが良く知っていた
開かずの教室
だけどその名とは違ってまるで最初から鍵が掛かって無かったように
扉はあっさりと開く
「…真壁くん…お待たせ」
既に教室にいたクラスメイトに僕は声をかける
彼は読んでいたアダルトなグラビア雑誌を放り投げると
ゆっくりと僕に向かって歩み寄ってくるのだった…
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