銀髪戦姫〜外伝3

作 bbsacon 画 Author:hato氏 




ギガント王城最深部地下


一切の光が差し込まぬ其処は常闇に包まれていた
その闇の中を、明かりも無く歩く人影ひとつ
闇に浮かぶ肢体が艶かしく動く
身体にぴったりとした衣服が緩やか曲線を浮き立たせていた
均整が取れた其れはまるで彫刻の様な美しさ

無音の空間に彼女の発するだけが響く

「……んっ…ここが…母様の秘密の部屋…」

永い刻の中、人の進入を拒み続けていた蒼銀の扉
それがゆっくりと解放されていく
銀色の髪が、闇に包まれた部屋を切り裂く刃の如く揺れる
彼女の名はシェリル、のちに銀髪戦姫の二つ名で呼ばれる
ギガントの戦姫である
シンと静まり返る部屋は、妙に暖かく心地良い
それはまるで新たなる主人を迎えている様ですらあった


ーーーーーーー☆ーーーーーーーー


「シェリル…お前も成人の儀を迎えた訳だ
あのお転婆な娘が、随分と成長したものだな…ゴホゴホ」

成人の儀式を終えた事を父であり王であるウルダに報告するため
シェリルは、王の部屋を尋ねていた

「だ、大丈夫ですか父上! 無理に身体を起こされなくても
シェリルはココに居りますから…どうか背を寝所にお預けくださいませ」

「ふふっ…今は他に誰も居ないのだ
そんな堅苦しい言葉使いをしなくてもいいぞ
さあこっちにおいで…」

「お父…さん…」

近づくシェリルの頭をウルダがそっと撫でる
目を細め撫でられる娘の顔は普段の厳しい顔つきと違い
年相応の少女の其れであった
銀色の死神と内外に恐れられたウルダ
だが近年は病に冒され、床に着いている事が多くなっており
成人したばかりとは言えシェリルに掛かる期待も少なくは無かった

「私の可愛いシェリル
お前には色々と心労をかけてしまっているな
剣の方も最近は見てやれていないが噂には聞いているぞ
剣術師範のガラハに練習試合で勝ったそうじゃないか
フフ、流石は私の娘だな
お前の母さんのジーナも凄腕だったが
それ以上の使い手だと評判だぞ…ゴホッゴホゴホ」

咽帰るウルダをシェリルはそっとベットへと誘う

「!」

シェリルはその軽さに驚いた
元々細身の父ではあったが、更にやせ細っているようだ

「んっ…私がこの様な身体じゃなければ
手合わせをしてやりたいのだが…
すまないなシェリル…身体が治ったら…剣を合わせような…」

コクリと頷く
その約束が果たされる事があるかは判らない
だがそれでもなおシェリルは、その日を楽しみにしていると答えた

「…そうだシェリル、ジーナからお前が成人の儀を終えた時
渡してくれと頼まれていたモノがあるのだ…」



ーーーーーー☆ーーーーーーーー


そうして渡された一つのと地下深くにあるという母の秘密の部屋
幼い頃から、城の中は探索してきたつもりだったシェリルだが
地下にこの様な場所があったとはと、少なからず驚いていた
奥深くにある一室にある隠し扉を抜けると
人1人が通るのがやっとという通路に光は無い
だが銀狼族は闇の眷族
どんな暗闇でも見通すという紅玉の瞳はそれを苦にしなかった
父ですら立ち入った事の無いという部屋に見当はついてはいる
一族の女は発情期に異常に高い性欲を有し
また媚薬にもなるとまで言われる体臭を発する
これは、出生率の低い一族の女が男を誘う為に特化した魔性の業
特に成人を迎えたばかりの一族の女の淫欲は、異様とも言えるほどで
ソレを慰めるための部屋があるというのは聞き及んでいたのだ

「凄い…いろんな…モノがある
これなんて何に使うのかしら…
でも見るからにイヤラシイ…」

部屋には、幾つモノ淫具があった
大きく湾曲したモノ、なほどに凹凸のあるモノ
なかには使い方が見当つかないモノもあったが
その総てが快楽を貪る為のみに特化した淫具であることだけは判った
じっとりとしたが身体を伝う
誰に促されるでもなくシェリルは衣服を脱ぎ捨てていった

「あつい…あついの…だから…ぬぐ…の」

一糸纏わぬ姿となり、ひとつひとつの淫具を手に取る
奥底で蠢く何かに昂ぶり火照る
むわっとした蒸気がたちこめる
汗ばんだ腋は淫らな匂いを巻き散らかしていた

「んっ…お母さんも…ここで…していたの?
どれも…もの凄く卑猥…これ…つかっていたの?
いやら…しい…なんて…おぞましい…へ…や…」

母のそういった一面を垣間見た事に嫌悪感も走ったが
それ以上の性衝動に囚われていく心
自然と股間に手をやる自分に気がつかないシェリル

「…んっ…ふぁ……いやらしい…どれもいやらしいよぅ
こんなの…つかってたなんて…おかあ…さん…イヤラシイ…
でも…でも…わた…しも…いや…ら…しい…おかあさん…のむすめ」

抗いがたいソレと理性の葛藤
捨てきれぬ何かがシェリルにはまだあった
救いを求めるように視線を彷徨わせる

「な…なにアレ……」

部屋の奥、そこにそそり立つ他のどれよりも長く太いモノが目に飛び込んでくる
異形のペニスのような、当に淫具としてのみの存在
それがシェリルの心をかき乱していく
乳首は硬く硬く尖り淫核をだしていた

「はぁはぁはぁはぁ」

シェリルの頬が朱に染まる
魅了されたかの如く、フラフラと其れに近づいていった

「あはぁ…こ、こんな…すご…いの……本当に…はい…るの…?」

ゴクリと唾を飲み込み、鼻を近づける
そそりたつそれから、母の匂いを感じた様な気がした
舌先が触れる、プルプルとした触感
思った以上に柔らかい素材のようだ

無言のまま股を大きく開いていく姿は他人が見れば滑稽な姿だろう
がに股になったシェリルは、尻穴にそっと淫具の先端を宛がった

「んひっ…し、しびれ…る…」

惹くついた肛肉が、にちゃりとした音をたてた
汗と淫水ポタポタと垂れ淫具を濡らしていく

「ハァハァハァハァ」

スリスリと焦らすかのように肛門を先端で愛撫

「ふあぁ…だめ…これ…吸い付いて…くる…
んっ…んんっ…はぁ…はぁ…はぁ…」

キュンキュンと括約筋の上にあるPC筋の圧に高まりを感じる
すると腰が痺れ、身体が自然にくねってしまう

「あっ…ああっ…あっ…も…う…だめ…」

もはや我慢の限界であった

「んっ…ん〜〜〜っ」
ズブズブズブズブっ!!!

腸を犯し擦りあげる衝動
肛門内の筋肉が歓喜の悲鳴をあげる

「んぎぃぃぃっ!!!!
す、すごひっ…ふ、ふつうじゃ…ない…
あうっ…なにヌルヌルしだし…たっ!?
こ、これ…なに?…なんなのっ!!!!」

自ら生み出した潤滑油によって、直腸を滑らかにこすりあげる淫具
あらたなる主人を悦ばす為に、ソレは蠢きだしていた
回転し進入角度を自在に変えては、肛内筋を震えさせる
腸はうねりギュウギュウと生身のペニスならば痛いほど締め上げていくが
淫具は一切構う事無く犯しつづけた

「やっ…だめっ…そ、そんなはげし…くっ
あんっ…ああんっ…こ、こうも…ん…おかしく…なるっ
やっ…やああ…腰が…勝手に…うごいちゃう…とま…とまらないっ」

ヌプヌプヌプヌプ ヌポン ヌププゥ
ヌッチョ ヌッチョ ヌチュウ ブポポポポ
ブチュゥゥ ブビッ ブピィ ズブブン

「あっあっあっあっあっあっあっあ〜〜〜〜っ
らめっ…とんじゃうっ…そんなこすったら…とんじゃうぅぅ
ひぎぃっ…あうっあうぅぅぅぅぅっ ふぁぁぁぁぁ」

ビクッビクビクビクっ
キュー―――ッキュンキュンキュー―――――――――――ッ

「んはっんはああっ ひくっ ひっちゃふ」

背中を仰け反らせながらガクガクと痙攣を繰り返す
止まる事のない快楽の波ブルブルと身体が打ち震えていた
キュンキュン括約筋、PC筋は収縮を繰り返し、肛門内を熱くしていく

「あっ…あああっ」

絶頂を迎えた主人をさらに高みへと運ぶように淫具の動きは止まらない
肛門口バクバクと暴れるかのように開いていく
快楽によって追い込まれた理性が逃げ場を無くし押し出される様に解放され
頭の中が真っ白になっていく

声が聞こえてくる

素直にになりなさいシェリル
ここは誰もいないわ
貴女の欲望を曝け出しなさい

そう母の声が聞こえた気がした
「ああっ…み…みんなのまえでは…気丈にふるまってるけど…
虜!ケツ穴の虜なんです!
弱いの…シェリルは我慢の効かない弱い牝犬なんですぅぅ
んひっ…んぎぃぃ…ま、またイきますっ…おけつのおまんこ好きぃぃ
いつも…いつも…自分でクチュクチュ弄ってガポガポさせちゃう
淫乱な女の子なんですぅ…ふぁぁあああああおちりっおちりぃぃ
いれてほしいのっ…ジュプジュピ犯して欲しいのっ
おちんちんでブチュブチュレイプしてほしいのっ
でもだめっそんなことしちゃだめなのっ…だからっだからっ
しぇりるはひとりでおしりをまいにちいじってなぐさめてるのっ
ああああああああっあああああああああああああああっ
いくううううううううううっいくっいくっいくっ
とぶぅうううううううううううううううっ

ビクンビクンと激しく揺れ、大きく弓なりに仰け反る身体
白目を剥き、舌を突き出した口からはダラダラと涎が垂れ落ちていった
肛門はいつまでも収縮を繰り返し、突起した乳首、クリトリスがぷるぷると震える

「あっ…はぁぁあああっ…あっあっ」

ビクンビクンと幾度も痙攣は続く
終わりのないメリーゴーランド
快楽は周り続ける

「おかあ…さん…しぇりる……いやら…しいこ…だけど…
がんば…る…よ…おとお…さんのぶんも…がんば…る
だか…ら…ときどき…ここ…で…えっち…なこと…しちゃう…けど
ゆるしてね…おかあ…さん」

絶頂の渦の中、シェリルは解放された安らぎに包まれていた
その顔は母の胸に抱かれる赤子の様ですらあった


ーーーーーーーー☆ーーーーーーーーーーー


「て、帝国がウリダ平原に現れました!
山猫族のユグラン守備部隊が応戦していますが…
何時まで持つか判りませんっ何とぞ援軍を!!」

慌しい声が城内を駆け巡る
ウリダ平原といえばギガントから10キロも離れていない場所だ
ここの守備隊が負ければ、半日も掛からず王都に攻めてくるであろう

「目的は…獣人族の女奴隷狩りか…くそっ…奴らめ…
我々をなんだとおもっているのだ!
陛下、私めにお任せください、かならず追い払ってみせます!」


牛角族長エルザが咆える
まだ若いが先だっての戦いで亡くなられた
前族長に劣らぬ歴戦の勇者で、槍術では獣人族一の使い手だろう

「うむ…しかしエルザ殿、無理に抵抗をすれば
かえって奴らを煽ってしまうのではないですかな?
たしかにこのまま捨て置く訳にも行きませんが
ここはひとつ静観してみるというのは…」

「…犠牲になるモノにはすまないが…ここは篭城のかまえをみせておけば
奴らも無理に王都までは攻めてきますまい…
どうでしょう陛下…多くの民を護る為です、篭城に徹した方が…」

飛び交う様々な意見
私は叫ぶ

「黙れ!今は一刻を争う時!くだらぬ議論を交わしてる場合か!
ユグランの守備隊をこのまま見殺すなど
獣人族の誇りを捨ててまで生き延びたいか!
私が助けに行くぞ!私が剣を振い闘うぞ!
父ウルダの娘シェリルの名を
帝国に知らしめるに良い機会だ!」


ざわめいていた室内が静まり返っていく
最中、私は白いマントを羽織り胸を張る
白きマントは成人した際に受け取った将軍の証だ

「フフ、威勢が良いなシェリル
しかしそれでこそ我が娘
成人し将軍となったお前に総て任せよう!
行って来いシェリル!そして帝国の者どもに見せてやれ
獣人族の戦姫がどれほどのものかを!!」

笑顔の父王に振り返りにっこりと微笑み返す

「さあ、戦の準備だ!
急げ!愚図は置いていくからな!!
私についてこれるものだけがついてくるがいい!」


走る、走る、駆け抜ける
銀髪戦姫シェリルの戦いが
今、幕を開けた



---------------------------------------外伝3終わり-----------------------------------------
のAuthor:hato氏に
素晴らしいシェリルを描いて貰い
嬉しさのあまり外伝3を作ってみましたが
如何だったでしょうか?
氏はイラスト技術も素晴らしいですが
淫語テキストが飛びぬけてエロイお方です
痴女で淫語大好きな方は、是非一度プログに遊びにいってみてください
衝撃を受けますよー