〜心揺らいで〜


学生寮ロビー

タルタロスへの探索は今日は無い
美鶴と真田は所用で外しており、ゆかりも体調不良をうったえていたからだ
風花に皆のスケジュールを聞き終える
彼女とは強く結ばれた恋人だ
軽く頬を撫でる

「あっ…」

恥じらいに頬を染める顔が愛らしい
そっと口付けをする

「んっ…ダメだよ…こんなとこで…
だれかに…みられちゃう…」


そうは言いつつも風花は拙く舌をからめてくる
どくんどくんと熱い衝動が鎌首をもたげるが
それを自制し、ゆっくりと唇を離す

「ふぁ…」

少し物足りなそうに僕を見つめる風花の瞳
ぞくりとするものを感じる
少女のそれであったはずの顔が妖艶にみえた

「……」

なにか訴えたげな視線を送る風花を他所に おでこに軽くキスをし、僕はロビーを立ち去った


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2Fにあがる階段の途中、順平と出会う
最近、避けられるかの様に接され
疎遠になっていた順平だが
今日は妙に機嫌よく話し掛けてきた

「よう!リーダー様、調子はどうだ?
今日はタルタロス探索中止っぽいな〜
オレ様、絶好調だから行きたかったんだけど
まあしょうがないな〜そうだ!今日休みなんだよな
じゃあさ、深夜一時くらいにオレの部屋に着てくれよ
お前に見せたい面白いモノがあるんだ…絶対にきてくれよな!」

早口で一方的に順平は語るとロビーへと降りていった
僕は首をかしげながらも、その約束を心にとめ、自室へと戻って行った


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深夜一時
僕は約束通り、順平の部屋へと向かう
面白いモノに特に興味は無かったが
ずっと疎遠だった順平からの誘いだ
断わる理由も無い
コンコン
軽くノックをする

部屋からかすかに音が漏れるが返事は無い
このままでは埒があかない
呼び出しの時間通り着たのだ、ドアノブに手を掛けてみると
鍵は掛かっていないかった、もう一度ノックをし中に入ることにした
するとそこには思っても見ない光景がひろがっていた

「んっ!?んん〜〜〜」

口付けを交わす男女一組
もちろん男は部屋主である順平だが
相手の女は…風花であった

ぬちょぬちょと二人の舌は絡み合っている
ほんの数刻前まで自分の唇と合わさっていた彼女の唇は
妖しく塗れ、ナメクジの性交の様に淫靡であった
順平はこちらを制するかのように唇を風花から離し
笑顔をみせる
「待ってたぜ…リーダー様
いいか、お前の彼女…風花はな、オレ様のモノになったんだよ
判るか?この意味?…クククっどうした?もっと驚けよ?
おい、風花…お前の口からも教えてやれよ」


順平は風花の胸を揉みながらレロりと頬舐めていく

「い、いや…順平君…彼の…彼の前では許して…」

羞恥に顔を染める風花
ロビーで見た以上に艶っぽいその顔は
まさに女のソレである
順平の事を非難しつつもその行為自体を拒んではおらず
胸を弄らせ、小さく甘い声をあげる





「チッ…まだコイツに未練があるのかよ…
クソッ…負けてねえ…俺は負けてねえぞ!
…ふふふ、いいかリーダー様よ…
こいつはなお前の彼女でありながら
オレ様のちんぽに毎晩口付けをしてちんぽを求める
オレ様専用の肉奴隷になんだよ!
ほれ、見てみろよ!こいつの胸…こうして強く揉んでやれば…」


ぐにぃと力強く順平が風花の乳首を布越しに捻る

「あひぃぃぃだめっ…彼の前では…だめっだめええええ
んっ…くぅぅぅっふあぁあぁぁあああ」


じゅわぁと布に染み込む液が乳首より滲み出る
それはドクドクとあとからあとから溢れ出していき 風花は恍惚の表情を浮かべていく
軽く絶頂を迎えているようだ

「声も無いか?あはははチョットこうしてやれば
母乳を噴出すんだよコイツ、…何故だと思う?
孕んでるんだよ!オレ様の子供をな!!」


そうたか笑うと順平は再び風花の唇を塞ぐ
一瞬こちらをみた風花だったが、流し込まれる順平の唾液を
グビグビと喉を鳴らし飲み干していった

「わかったかよ!おまえの負けなんだよ!
風花はもう完全にオレ様のモノなんだ!
あはははは…あはははははははあ」

「……」

風花はなにも語らない
ただ、その身をもって順平という男を受け入れた事を
語っていた
順平がズボンを下ろし下半身を露出させる

「まだだ、もっともっとみせつけてやるよ
こいつがどんだけオレ様のモノとなったかをな!
風花!ほらいつもの様にオレ様のちんぽに口づけするんだ
こいつにたっぷりとみせつけてやるんだぞ!」


じっとまた風花がこちらをみつめてくる
何かを訴えてるかのようであったが、それがなにかわからない
そしておもむろに

「う、うん……」

と答えて、自ら膝を曲げ
唇を順平のモノへと近づけていった…

★★★★★★★★★★続く★★★★★★★★★★★★
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