〜NET SLAVE WIFE〜

夫にはいえない秘密
私にはご主人様がいる
マゾの本質を見抜かれてしまったあの日から
私はご主人様の奴隷女になっていた

とはいえ…しかしそれはあくまでネット上での話だ
たまたまチャットで知り合った男の人
彼はとても優しく紳士的で、他の人に無い安心感をおぼえており
夫とはまた違った感情ではあったが好意をいだきつつあった
そんなところに緩みもあったのだろうか
私はWebカメラで顔を晒して会話するようになっていた

「とても美人だ」

と言う彼の言葉は素直に嬉しく思えた
彼との会話は、退屈な主婦となった私には刺激的で
夫の居ない昼下がりなどは、もっぱら彼との会話に興じた
そしてチャットというものは、お互いの素性を知らずにいる為か
かなり下世話な話等もドンドンとエスカレートしてしまう
夫婦間の営みの回数や、どういったことをしてるのか等
普段なら決して語るこの無い事までも、彼の巧みな話術で引き出されていく
彼のチャットメッセージからもれる卑猥な言葉に
少なからず、火照りを感じている時の事だ

「○○さんって…今凄いマゾっぽい顔してるよ」

ドキリとする
私は普段からどちらかというとSっぽい女だと言われていた
顔立ちがキツメだということもあるだろう
仲のいい友達からもそう思われてる筈だ
メッセを切ろう!そう思う程にドンドンと顔が朱に染まる

「いやらしい顔だね…もっとよく見せてくれないかな?」

彼の言葉には逆らえない何かを感じ
羞恥に染まる顔をそっとカメラに向ける
今まで味わった事の無い高揚感に全身がつつまれていく

「ふふ…感じてるんだね?好い牝の顔をしている」


そう呼ばれた事など今まで一度も無かった
だがそれがキーワードだったかのように
身体の芯に熱を帯びはじめだしていく
自分の身体が自分の意志を無視し、発情していくのを実感する
頭が混乱しはじめる
なにをして、なにを言えばいいのか
今どうすべきなのか思考できない

「ごめん…チョット…」

かろうじてそう打とうとキーボードに触れる
矢先に飛び込む彼からのメッセージ

「…ねえもっと苛められたい?」

言葉にゾクリときたのははじめての経験だった
動悸は一段と激しさを増していき
手が自然に陰部へと導かれる
其処は下着の上からも判るほどにくちゅりと濡れていた

「…そんなこと…言われても…答えられない」

本来打つはずだった言葉ではないモノがそこにはあった
理性が欲望に上書きされていく
そうして数秒
彼がメッセージを打ち込んでる表示が出る
ドクンドクンドクンと脈打つ鼓動
カメラには映らぬところで指先は
いやらしく発情した淫核をこすりあげていた

彼からの言葉を昂ぶりながら待つ
しかし私は一体何を期待しているのか?

それじゃあ仕方が無いねと言われる事か?
この話は無かった事にしようと言われる事か?

そうじゃない…求めているモノは判っていた
ただソレを彼から言われるのを待ち望んでいるのだ
奥底に眠る牝の性が鎌首をもちあげ私に妖しく微笑む
指先は欲望の淫水にまみれていた

…そして彼のメッセージがテキスト欄に表示された

「これからたっぷりと苛めてあげるよ
マゾ牝豚


「んっんんっ…あはぁぁぁぁぁ
あっあっああ〜〜〜〜〜〜っ」

その文字をみた瞬間、背筋は痺れ強いアクメをむかえる
繋いだままのWEBカメラには私のイキ顔が大きく映し出しされていた


マゾ絶頂に包まれながら
『ごしゅ…じんさま…』
声に出さすに私はそう呟いていた…
ーーーーーーーーーーーーー続くーーーーーーーーーーーーーー