MYHEART


ぬっちゅぬっちゅにちゅちゅ
ぬぽんぬぽんぬぽんぬぷぅぅ

「神岸っ神岸っ好きだ…大好きなんだっ
アイツの事はもう忘れて…俺だけをみてくれよっ」


「あっあっあっあっんんっ
やっ…だめっ…ヒロユキちゃんの事は
してる…時に……言わないで…っ」
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雨、雨、雨が振る
初めは…無理矢理だった
ほとんど強姦と言ってもいいと思う
泣いた…悲しかった…総てを捧げるのは大好きなあの人って決めていたから
体育倉庫
処女を失う場所として想像もしていなかった
降りしきる雨の中、少し雨宿りをしていると
数日前に告白してきたバスケ部の矢島君がやってきた
気まずさに、その場を離れようともしたが雨はより激しさを増し
私の足を止めた
もしあの時、それでもそこから立ち去っていれば…
そう思っていた時機もあった
でも…矢島君は、事が終わったあと土下座をして詫びてきた
そんな事をされても許されるものでは無いのだけど
大好きなあの人に知られたくも無かった私は
もういいよ…と言って無かった事にしようと言ったのだ
それからの矢島君は、とてもやさしかった
あの日の彼が別人だったかの様に

一週間後、突然キスをされた
責任をとりたい…アイツの様にはなれないけど…
俺なりに君を幸せにしてあげたいんだ
告白、それからは毎日の様に彼は愛の言葉を紡いできた
私は断わり続けていたが、次第に彼の事を想う時間が増えている事に気付き始めていた




「神岸っな、膣中に出すよっ!」

再び身体を重ねる様になるまで、それほど時間は掛からなかった
私は…何処かで愛されたかったのだろう
求めても手に入らぬ幼馴染のあの人、想わぬ日は無い
だけど…その時間は確実に減ってきていた
矢島君のことを考える時間が、その場所に侵食していく

「いいよ…いつもみたいに…膣中に…出して…
矢島君…好き…大好き…私を…貴方ので…満たして…
それと…私の事は…あかりって…呼んで…」

あの人の顔が一瞬だけ過ぎる
振り払う、もう私には…愛する…彼が…居るのだから

さようなら初恋…大好きだった人
子宮に彼の精を受けながら…私は幼い頃からの想いを
想い出へと変えた


ーーーーーーーーーーーーーーーおわりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー